退院に向けてこれだけは準備しよう
退院当日に向けて、次のことを確認し準備しましょう。
- 退院時の着替え
- 退院時に必要な手続き、特に支払い手段
- 退院時の付き添い、帰宅手段
- 退院当日の食事
退院時の荷物はコンパクトに
退院は出産後初めて外に出るタイミング。妻の体に負担がないよう、できるだけ荷物を最小限にまとめておきましょう。事前に持ち帰れるものは入院中に持ち帰って。
退院のとき必要なもの
- 赤ちゃんをくるむためのバスタオルやおくるみ
- ベビー肌着、ベビーウェア
- 妻の洋服、靴
病院によっては記念撮影をしてくれるところも。妻のおなかはすっかり元に戻っているわけではありませんが、臨月ほど大きくもありません。そのときのサイズに合った洋服を用意しましょう。
必要な手続きを確認しよう
退院時に必要な手続き、特に支払い方法を病院へ事前に確認しておきましょう。
支払いが現金のみの場合は、予め用意しておき、支払い時に持って来てもらう必要があります。カード決済の場合にも退院当日に持って来てもらうのがよいでしょう。
付き添い、帰宅手段を話しておこう
退院時の付き添い、帰宅手段についても予め決めておきましょう。
赤ちゃんと妻に負担がかからないことを考慮してください。
また、赤ちゃんを車に乗せる際にはチャイルドシートを用意する義務があります。
タクシーの場合には、迎えに来てもらう際に赤ちゃんがいる旨、連絡しましょう。
夫や家族に迎えに来てもらう際には、チャイルドシートを予め購入、セットしておきましょう。駐車場があるかの確認も大切です。
退院当日の食事の準備
盲点となりやすいのが退院当日の食事です。
産後の女性は「産褥期」に入ります。身体を安静にして過ごさなければなりません。帰宅したらすぐに安静にできるように、食事や家事など手配しておきましょう。退院翌日の朝まで手配しておくと安心です。
食事を何食用意するかは、退院時刻や移動時間によって変わってきます。退院時刻については事前に病院を確認を。
(監修: 杏林大学 保健学部 准教授 佐々木 裕子 先生)