マドレボニータの産後ケア教室
どんなことをするの?
マドレボニータでは「産後ケア教室」という、「出産した後」の女性の心とからだのためのエクササイズやセルフケアの教室を開催しています。
子育てには、まずはなによりも「体力」の回復が大事!静養していた妻の体は筋力も体力も落ちてしまっています。赤ちゃんはどんどん成長し、重くなります。赤ちゃんの成長に負けない体力をつけることが肝要です。
有酸素運動
産後ケア教室では、出産でダメージを受けたからだを回復させるために、からだを動かし、有酸素運動で筋力や持久力をつけていきます。産後のデリケートな骨盤に配慮し、座ったままで必要な部位を鍛えられるバランスボールエクササイズを独自に開発し実施しています。
コミュニケーション
子育ての最中は、生活のほとんどを赤ちゃんのお世話に取られてしまいがち。ふと気づくと友人と疎遠になっていたり、時間の合う話し相手がいなかったり。産後ケア教室では、「シェアリング」という名のコミュニケーションワークを行います。人生、仕事、パートナーシップをテーマとして日々の気になっていることや悩んでいることを語り合います。
セルフケア
お役立ちの「産後のリハビリ」に紹介されているセルフケアを実践します。教室が終わったあとも正しい方法でセルフケアを続けられるようになります。
どんなふうにするの?
産後ケア教室は、定員10組以下の少人数スタイルです。レッスンは休憩をいれて120分。バランスボールが初めての方やこれまでスポーツをしたことがない方でも楽しく無理なく進めていきます。1週間に1度の4回コースで構成され、1週目から無理なく少しずつ負荷を上げていき、4週で卒業します。
赤ちゃんを連れていっても大丈夫?
もちろん、赤ちゃん連れの方は多いです。赤ちゃんを真ん中にして、みんなで見守りながら取り組むことができます。おむつ替えや授乳もその場でできますよ。
生後210日を過ぎた赤ちゃんは、信頼できる方に預けてご参加ください
生後210日ぐらいに、赤ちゃんには自我が生まれてきます。要求が複雑化してくる時期でもあり、一緒にいるときは100%赤ちゃんに意識が向いていてほしいと主張します。自我が芽生えた赤ちゃんをエクササイズの片手間に面倒を見ることはお互いにとってあまり良い影響を与えません。マドレボニータでは、生後210日を過ぎた赤ちゃんは、信頼できる方に預けて教室にご参加くださるようご案内しています。
参加者の声
- 赤ちゃんを連れて、本格的に運動でき、気持ちよく汗がかけました。たった4回でここまで体力が回復するとは思いませんでした。人生やパートナーシップ、仕事について話し合ったことで色々と前向きに考えられるようになりました。 (40 代 2 児の母)
- 運動が得意ではないのですが、丁寧に繰り返し教えてもらえるので安心感がありました。コミュニケーションワークでは、モヤモヤしていた気持ちの棚卸ができました。 (20 代 1 児の母)
- 毎週同じ時間に同じ場所へ行くということが、産後はなかなかないので、その習慣ができたことで、すごく心が軽くなりました。 (30 代 1 児の母)
- 復職後どうしたいか、等 これからの方向性を具体的に考えるようになりました。クラスに参加していなかったら、きっと何も考えずに育休期間が過ぎていったような気がします。 (30代 1児の母)
開催日や場所、持ち物などの詳細についてはマドレボニータの教室サイトをご覧ください。
(監修: NPO法人マドレボニータ)