子育てに大切な大人同士の地域ネットワーク
地域の仲間をつくろう
子育てには、地域の仲間が必要です。一つの家庭の中で子育てを閉じてしまうと、負担が大きく、疲労によって心と体のバランスを崩しやすくなります。本来なら少し話せば解決することもしばしば夫婦喧嘩に発展してしまったり。そんなとき、家庭以外の声が妻・夫の助けになります。
お互いの存在がセーフティネットに
子どもが生まれると、家族と地域の接点は自然と増えます。でも、表面的な関係性のまま行事に参加していては、周囲との会話をわずらわしく感じるだけで終わってしまいます。
せっかくの接点、うまく活用して地域の仲間を作りましょう。仲間を作ると子育ても楽しくなります。
同じ状況にある大人同士として、子育てや家事・仕事など日常の不安を聞き合うことで悩みを解消したり、子どもの自慢話を気兼ねなくできることで育児の気分転換になったり。
妻・夫だけで抱え込むよりも、気持ちにずっと余裕ができ、子どもにも良い影響を与えます。
地域や保育施設での行事をきっかけに
まずは地域の自治会や保育施設の保護者会に参加して、知り合いを作ることから始めましょう。行事の実行委員に立候補したりお手伝いしたりして、もう一歩踏み込んでみましょう。イベントを一緒に遂行し、共に達成感や壁を乗り越える経験を味わうことで強い絆が生まれます。
仲間ができると、子育て広場や公園に行くのも楽しくなりますよ。
子育てを通じて、大人同士の助け合いネットワークを作りましょう。地域のみんなで子どもを見守る環境の下地となります。
(監修: NPO法人マドレボニータ)