安産祈願は夫婦で行こう

どんな行事?どこに行けばいい?

妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に、安産祈願に行く風習です。子だくさんの犬にあやかっての習わしと言われていますが、地域によっては違う日に安産祈願するところもあるようです。「岩田帯」と言われているさらしの帯に安産を祈願してもらい、その帯を巻くので「帯祝い」とも言われます。

戌の日は12日に1回なので、月に2~3回ほどあります。大安と戌の日が重なっている日は、混雑します。そのため、事前に調べて予約しておきましょう。

いわゆる「水天宮」と名のつく神社は、安産祈願で有名。しかし、有名神社でなくとも、地元の神社でももちろん安産祈願をしてくれます。安産祈願をし、産後はお宮参りをし、大きくなったら七五三、と同じ神社で祈祷してもらうのもいいでしょう。子供がいる生活は地域と密着していくことが多くなります。これを機に地域のことを調べてみても。


「行事」は夫が率先して段取りを

産前産後は「行事」のオンパレード(特に産後)。夫がさまざまなことを手配ししてくれると、妻は心強く思ってくれるはずです。

下調べ(行事の由来も調べるとおもしろい)から、予約、当日の動きなど段取りをしてみましょう。まだ子供がいない時期で、比較的妻も余裕があるかもしれませんが、あえてここで行動!

「こういう感じなら、安心して産後の子育てもできそう」と思ってくれるはず。その半歩前に出てくれる行動が、他のシーンでの妻のイライラを抑制してれることもあるのです。


産後のことを話すきっかけに

安産祈願に行く道すがら、行った後、産後の準備について本格的に2人で話してみては。

だんだんお腹が大きくなってきて、「赤ちゃんがいるんだ!」と実感する時期。「子供が生まれたらこんな家族になりたいな」という話や、本アプリの「やること」を見返してみて産後の準備の話を進めていきましょう。


(監修: NPO法人マドレボニータ)