<体験談>保育園はココで決めました!
地域にどんな保育園があるのか、見学に行けるのはいつなのか、どんな視点で確認すればいいのかなど、早めに夫婦で調査を開始しましょう。
調べていくことで、自分たち夫婦にとってどんな視点が重要なのか、優先順位の高い条件は何かが明確になっていきます。
まずは必要条件をチェック
保育園、幼稚園、認定こども園など、保育施設の種類はさまざまです。赤ちゃんのお世話に夢中の出産後に学んだり、地域の保育施設がどれに当たるのを調べるのは少し困難かもしれません。
保育施設によっては申込の前に特別な手続きが必要なところもあります。例えば、2015年4月から始まった「子ども子育て支援新制度」の対象になっている保育施設では、事前に自治体から「認定証」を受ける必要があります。
実際に保育施設を選ぶ際にどこをポイントにしたか、先輩たちの声を紹介します。(マドレボニータ調べ)
保育園はどうやって探しましたか? また、探すときに基準にしたことは何ですか?
- 区でもらったマップ、自宅からの距離・駅までの道のりにあること。
- 区の冊子を見ながらたくさん見学した。基準にしたのは、園の雰囲気と、子どもがのびのびしているか。特に私立園は考え方や特色の把握に努めた。
- 通える範囲はすべて見学。雰囲気が一番。先生の対応。通勤途中にあるかどうか。
- 通いやすいか、安心して預けられる環境か。
- 区の保育課に妊娠中に出向いた。通える距離であること、受け入れ人数や年齢、認可であること。
- 区役所で資料をもらった。家から近い。延長は使う予定がなかったので、基準にはしなかった。
- 認可保育園を希望。
- 家からの距離で通えそうなところを片っ端から見学した。子どもの安全管理と、食事、生活リズムについて、自分たちの考えとあまり相違がないところにした。(ほとんどは大丈夫だったが)あと、園庭はなくても仕方がないと諦めたが、施設があまりにも手狭なところは少し大きくなるとつらいかなと思いました。
- 役所、ネットで候補を探しました。近さと食事優先。娘がアトピー性皮膚炎のため、食事がしっかりしていることは重要でした。今の園は和食主体で、ごはんはアラマンサス(栄養価の高い疑似穀物)、味噌づくりや稲育て、ぬか床づくりなど、食育に力を入れています。また遊び重視で夫の希望とも合っていました。0歳の時に預けていた認証保育園も教育方針など夫婦にとって大事にしたい点が合うところでしたが、通勤経路と逆方向に徒歩15分の場所でしたので、今の園に移ることが決まったときは嬉しかったです。
保育園を見学する際、注意して確認したポイントは何でしたか?
- 先生の子どもたちへの関わり方、園長先生の考え方。
- 保育思想。散歩の行き先。給食があるか。
- 先生の子供に対する態度。
- 保育士さんの子どもへの接し方。
- 園の雰囲気、職員の対応、イベントなど。
- 設備、先生や子供達の様子。
- トイレや水回りなど、清潔感。
- 安全管理、食事、生活リズム。
- 時間帯を朝昼晩と変え、付近も見学し、園庭解放など地域解放があるときにも参加しました。 夫婦で重視すると決めたポイントは徹底して確認。先生のとっさの子どもへの声かけや、子供達だけで遊んでいる時の子どもの様子を見ました。
(監修: NPO法人マドレボニータ)