出産が始まったら、夫はどうする?

出産が始まったら、夫はどうする?

妻の出産が始まったら、夫はどうすればいいでしょう? 一緒にいるときならいいけれど、離れているときだったら? 初産の場合分娩までの時間は長いもの。それまでどう妻をサポートするのかをシミュレーションしておきましょう。

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「やること」メニューをタップし「出産の準備をしよう」の次の箇所を確認しましょう。関連記事もチェックしてみてくださいね。

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どうやって出産が始まるのかを確認

陣痛から始まる場合が多いですが、いきなり破水する場合もあります。出産の始まり方、出産がどうやって進むのかを予習しておきましょう。


夫ができることは?

陣痛の間、分娩時に夫がどんな協力をしてくれたか、どんなことがうれしかったのかを聞いてみました。

  • 「突然の出産になり気が動転していたが、安心させてくれる言葉をかけてくれた気がする。あまり覚えていない」竹中歩さん(産後2年)

言葉がけが大切。でも、人によっては、「うるさい」と思う場合もあるので、妻の反応を見ながら声をかけよう。

  • 「陣痛中の長時間耐えてる時、分娩中に夫が3回とも側にいてくれたのは心強かったです。「何もできない」といいながらも、自分が何かできることはないかと常に意識して動いていたり、声かけてたり、見守ってくれたことです。多少バタバタしていたけど、腰を押してくれたのは本当に助かりました。ありがとう」S・Yさん(産後6年、3年、8ヶ月)
  • 「夫は立ち会いしたくない派で、それについては別になんとも思っていなかったが、陣痛中に(陣痛室で)ずっと一緒にいてサポートしてくれていたことで、分娩室に入らなくても「一緒にお産した!」という気持ちになれた。こういう、一緒に必死で乗り越えた経験がその後の自分の支えになっていたのではないかなと思う」Y・さん(産後17年、14年)
  • 「陣痛の時は夫が腰のあたりをいっぱいさすってうれて助かった。一緒に乗り越えてる感じがした。分娩台に上がると、いられないと言って出ていったけど、充分だった」佐々木泰子さん(産後2年6ヶ月)

陣痛時の夫のサポートで「一緒に出産した」と思うには充分だという意見。逆にこのときに「なにもしてもらえなかった」と感じると、「出産のとき、アナタは…」とその後延々とそれをネタにされているという夫の話も…。

また、二人目以降の出産だと上の子のケアが必要になります。

  • 「一人目は予定帝王切開だったので、最初からそばにいてもらえて良かったが、二人目は上の子が病気で夫にぎりぎりまでケアしてもらったので、独りで産んだ。陣痛の時に誰もいないとなかなか大変だった」稲葉麻由美さん(産後3年&1年9ヶ月)

上の子のケアは夫の役割と思いがちですが、上の子のケアを両親や他にサポートできる人に頼んでもよかったかも? 陣痛時にずっとそばにいてほしいのはやっぱりパートナーである夫ですよね。


入院中にできることは?

とにかく毎日会いに行く!これは言われなくても、赤ちゃんかわいさに足しげく産院に通うのは想像がつきます。そして、入院中、毎日夫が来てくれたことがうれしかったという女性は多いです。ただ、そのとき、どんな行動をするかが大切。

「入院中に夫にこうしてほしかったということは?」という質問には、こんな回答が。

  • 「おだやかにしてほしかった。お見舞いに来ても、「あー、疲れた」や義母の愚痴ばかり。こっちの方がもっと疲れてる!と思った」石原美保さん(産後6年、3年)
  • 「つらい思いを聞いてほしかったかな。子供と向き合うだけだと会話がなくて…」赤木紗矢さん(産後2年)

やはり、妻の話を聞くことが大切。妊娠中も入院中も、そして産褥期もこれは変わらないようです。


(監修: NPO法人マドレボニータ)