出産直後の1ヶ月、サポーターが助けられること

出産直後の1ヶ月、サポーターが助けられること

妻と夫に近しい立場だからこそ、産後のサポートの中心人物として、ぜひ活躍してください。

話し相手になってくれるだけでも「助かった!」という声は本当に多いです。以下のようなことをしてあげれば、産褥期の妻が喜ぶはず!


どんなことをすればいい?

例えばこんなことでサポートを。相手に気を使わせない程度に、「おせっかい」を焼きましょう。サポートする人自身も無理をしないことも大切。

話し相手になる

実は一番重要なサポートです。赤ちゃんと二人だけの生活で、大人同士の会話ができていない産後の妻。悩みを聞くのはもちろん、話し相手になるだけでも、気分転換になります。

ご飯を用意する

昼ご飯を持って行って一緒にランチをとるのも、もちろんおすすめ。夜ご飯のおかずになるようなものも差し入れすれば、なお喜ばれます!ちなみに、「差し入れは手作りで」と思う必要なし。惣菜屋さんで買ってきてもいいのです。

代わりに掃除・洗濯・洗い物

洗濯物を干したり、取り込んだりは、意外に産後の体にはきついので、ぜひ手伝ってあげてください。とくに産褥期は、掃除・洗濯、洗いものなどの水仕事は避けた方がいいので、サポーターの出番です。

とはいえ、妻が「洗濯物を扱われるのはちょっと…」ということもあるかもしれないので、できれば産前に相談しておきましょう。ただ、産前は「そこは自分で」と思っていることでも、産後になって体がボロボロになっていたら「やっぱりお願いしたい」と思う可能性も。産前に相談したときに遠慮されたことでも、産後に再度確認して、どんどん「おせっかい」をしましょう。

赤ちゃんの沐浴

沐浴は、産後の体にとても負担のかかる仕事のひとつです。妻は夫にお願いしているかもしれませんが、帰りが遅いなどの理由でできないこともあります。昼間のうちに沐浴ができそうなら、代わってやってあげましょう。

上の子の送り迎え

上のお子さんがいる場合は、保育園・幼稚園の送迎を手伝ってあげてはどうでしょう。家にあがらずにできますし、産褥期中は母子ともに外出を控えたいので、とても感謝されるサポートのひとつです。産前に保育園・幼稚園の場所、送り迎えの時のルールなどを聞いておけばスムーズです。


夫と連絡を取り合って

サポートのことは、夫と連絡を取り合って進めましょう。産褥期に妻がスマホなど目を使うことはできるだけ避けたいもの。そのため、訪問のタイミング、何か必要なことがあるかなどは、夫を通して確認してください。

産後、夫とスムーズに連絡を取れるように、産前に夫と顔合わせをするのがおすすめです。


(監修: NPO法人マドレボニータ)