立つ・座るを見直そう

日常動作を見直そう

産後は常に赤ちゃんを意識しなければなりません。一日のほとんどを赤ちゃんを抱っこして過ごす人も多いでしょう。小さな赤ちゃんの重さでも間違った姿勢で日常動作を続けていると、腰痛、腱鞘炎、肩こりなどのトラブルを引き起こします。

どんな動作をする場合でも正しく筋肉を使うように心がけましょう。まずは体に負担のかからないしゃがみ方と立ち上がり方をご紹介します。


しゃがみ方

両手を下腹部と仙骨に置き、この部分が床と垂直になるようにしゃがみます。上体を起こすように気を付けましょう。

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立ち上がり方

上体を起こしたまま立ち上がります。体の軸を床と垂直に保つよう気を付けてください。上体が前傾しているときは、筋肉が使えていません。また、勢いで立ち上がるとひざや腰に負担がかかります。腹筋と太ももの筋肉を意識しましょう。

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立ち上がったあとは、下腹部が床に対して垂直になっているかチェックしてください。

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立つ、座るといった日常動作を意識して行うだけで、腹筋、背筋、太ももの筋肉を自然に鍛えることができますよ!


 (C) 2016 吉岡 マコ

(監修: 杏林大学 保健学部 准教授 佐々木 裕子 先生)