妊娠3ヶ月（8週～11週）の赤ちゃんの大きさと成長

この時期は、手足の指ができたり、耳が顔の横に移動したり、口と唇ができたりと、「人らしい」形に急成長していきます。口が開くようになると、羊水を飲むようになり、おしっこを出します。大きさは約2cmから約5cmに。

「胎児」になります

10週くらいになると、卵嚢に包まれていた「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになり、胎盤から栄養をとっていくようになります。手にあった水かきのようなものはなくなって、指ができます。

しっぽがなくなり3頭身に

しっぽのようなものがなくなって、足や胴が形成されていき、2頭身から3頭身になっていきます。

まぶたができ、あくびもするように

目にはまぶたができます（目が開くのは妊娠25週のころ）。また、口ができて開いたり閉じたりするように。あくびなどの動作をすることも。

妻の体への影響

ホルモンの影響で便秘になってしまう人も。また、赤ちゃんの成長に合わせて子宮が大きくなっていきます。おなかがわずかに大きくなっていきます。

歯や指の爪などが形成されていくので、母親の体がカルシウム不足になりやすくなっていきます。積極的にカルシウムをとりましょう。

（監修： 医師・医学博士・産業医 ／「広尾レディース」院長　宗田 聡 先生）