どこに何があるかわかれば、家事の8割は誰でもできる!
産褥期の妻は絶対安静。家の中のあれこれは、夫やサポーターが中心となってこなしていきましょう。
そのためにはまず家の中を知ることが大切。調理器具の場所、掃除用具の場所、洗濯洗剤の場所や種類など、何がどこにあるか確認しておきましょう。
家事を把握しよう
どの家事をどんなタイミングで行っているか、夫・妻二人で一緒に確認しながらリストアップしましょう。必要な家事を挙げたら、それぞれのいつもの手順と物のありかをまとめましょう。
夫へ
日ごろ家事を妻に任せている場合は、これを機会に家事を覚えることをおすすめします。産褥期が過ぎても赤ちゃんのお世話で大変なことに変わりはなく、二人で協力して生活する必要があります。
炊事
調理器具や食器の場所、ストックしている食材のありか、冷蔵庫への食材の保管の仕方、等を確認しましょう。常備している食材の補充タイミングも忘れずに。
掃除・ゴミ出し
赤ちゃんがいる生活は清潔が第一ですし、こまめに掃除するほうが楽です。掃除用具の場所や使い方を確認しておきましょう。
清潔を保つにはゴミ出しも大切。ゴミをまとめるところから捨てるところまでがゴミ出しです。紙おむつがたくさん出るのでなるべく溜めずに頻繁に捨てましょう。ゴミ出しの曜日は必ずチェックして。
洗濯
産後は妻・赤ちゃんの洗濯物が大量に増えます。夫が一日に一度まとめて洗濯するには負担になるぐらいの量となり、時間もかかります。洗濯洗剤の場所、洗濯物に合わせた洗剤の種類などはもちろん、特に手作業が必要になるたたみ方・しまう場所は事前に確認しておきましょう。
夫へ
例えばタオルのたたみ方がいつもと違うと、妻がストレスを感じる場合も。たたみ方は事前に確認しておきましょう。
特に初産の場合、初めての育児と家事を二人だけで乗り切るのは困難です。サポーターの協力を仰ぎましょう。
サポーターに家事をお願いする場合は、手順をさらに細かくまとめておくことをおすすめします。たとえば洗濯物のたたみ方など、こだわりがある場合にはきちんと伝えておきましょう。
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「マドレ式産褥ヘルプって何?先輩家族の体験談」(お役立ちの「産褥期の生活の準備」カテゴリ内)も参照ください。
(監修: NPO法人マドレボニータ)