深夜に産気づくことも
出産はいつ始まるかわからない
出産は予定通りに進みにくいもの。いつ始まるかはわかりません。
深夜・夫の出勤途中/仕事中など、様々なシチュエーションを考えて、夫・妻、ご家族の方がどのように行動するのか、具体的に考えて話してみましょう。
- 陣痛が始まったときの産院への連絡
- 移動手段
- 荷物の手配
- 陣痛中の過ごし方
- 陣痛の合間の飲み物・食べ物の準備
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「陣痛が始まったとき、もしも一人だったら?」(お役立ち「出産と入退院」内記事)も合わせて参照ください。
また、立ち会い出産を望む場合、夫は出産予定日とその前後の勤務予定をあらかじめ調整する必要があります。残業や会食はなるべく控えましょう。出産予定日前後の行動についても確認しておくと良いでしょう。
出産に立ち会う?立ち会わない?
出産時に立ち会うかどうかは決めていますか?
妻が立ち会い出産を望むのか、夫が立ち会い出産を望むのか、まずは双方の希望を話し合いましょう。病院によっては事前に両親学級への参加が義務付けられています。夫・妻が同じ気持ちで準備することが大切です。
陣痛が始まったらどんなサポートをしてほしい?
状況によってできることは異なりますが、どんな場合であっても、出産にあたって夫のサポートは大切。
ただし、陣痛が始まった妻に、「何をしてほしい?」という問いに答える余裕はありません。どんなサポートをしてほしいか、そのためにそろえておくものは何か、二人で事前に話し合っておきましょう。
まず大切なのはリラックス
「陣痛が始まったらとにかくリラックスさせてほしい」というのが多くの妊婦の望むことです。
妻は何をしてほしいか、どんなサポートが必要なのか、経験者の話を聞いたり読んだりして、現実的な動きを打ち合わせしておきましょう。
夫へ
日ごろ妻がリラックスできることは何かをあらかじめ知っておきましょう。妻の気分がほぐれ、リラックスできる環境を作ってあげてください。
水分補給や栄養補給の準備を
出産は長丁場。水分や栄養の補給が大切です。陣痛の合間の飲み物・食べ物の準備も忘れずに。日中は病院食がありますが、夜中まで陣痛が続いた場合も想定しましょう。
陣痛時のマッサージ
信頼できる人にリラックスした手でさすってもらうことで陣痛中の妊婦は大きなエネルギーをもらうことができます。
夫へ
さすってほしい場所を妻に確認しながら、手のひらをぴったり密着させて、ゆっくりさするようにマッサージしてあげてください。慣れていない人が本番にいきなり行うと逆に不快な場合があるので、事前に妻とリハーサルしておきましょう。
産院によっては両親学級などで、どんなお産がしたいか、夫に何をしてほしいか、助産師や医師に何をしてほしいかなど、満足できるお産になるようにバースプランを書いてもらっているところも多いです。これらの機会を通じて、妻・夫でよく話し合ってみてくださいね。