寝るときの姿勢

おなかが大きくなってきて、あお向けになれなかったり、寝返りをうてなかったり、寝るときの姿勢に苦心する妊婦さんは多いはず。

横向きになって脚をずらす「シムスの体位」が有名ですが、ちょっと工夫をするだけで、あお向けでも快適に眠れます。

妊婦にとって睡眠は大切。もっとも快適な眠りの姿勢を探してみましょう。たとえば、横向きでクッションを脚にはさむと楽になります。


自分で快適な姿勢を探してみよう

睡眠に入る前の数分間、少しだけ調整時間を作って、快適な姿勢を探してみましょう。姿勢によって眠りの質は大きく変わります。

次の手順を行ってみてください。


01 あお向けになって、膝をたて、おしりを浮かせる



02 背骨を首に近いほうから順に布団につけていく



腰が反らずに背中に負担のかからない位置がわかったら、その場所を保てるように、ひざの下にクッションを当ててください。


 (C) 2016 吉岡 マコ

(監修: 杏林大学 保健学部 准教授 佐々木 裕子 先生)