入院準備を確認しよう【32週~35週】

妊娠9ヶ月(32週~35週)の心と体

出産のための準備はできていますか? 準備が整ってると心の余裕ができて、いざというときも冷静に対処できます。妻が一人のときに陣痛が始まったら?夫がいるときだったら?と、状況別に段取りを最終確認しておきましょう。

また、二人目以降の出産の場合は、出産が始まる時間帯によって上の子のケアをどうするのかも確認が必要です。

入院のための準備や必要なものを用意をして、玄関先などに置いておきましょう。外出の際は、母子手帳と保険証は必ず携帯すること。

突然、破水してもタクシーで移動できるように、バスタオル、レジャーシート、新生児用おむつをもっておくと安心です。おむつを当てて、レジャーシートとバスタオルを敷いた上に横になれば、ある程度流れ出る羊水の対処ができます。


この時期に気を付けたいこと

出産が始まったらどうする?

妊娠37週以降の出産は「正期産」といわれます。早めの出産になってもおかしくはありません。夫は、いざというときに連絡が取れるよう、電話が通じる場所にいるように心がけてください。

ここもチェック!

「やること」メニューから「出産の準備をしよう」をタップし「家族間での連絡方法を決めよう」を確認してください。関連記事も合わせてどうぞ!

出産の流れをおさらいしておこう

両親学級などでも教わっているかと思いますが、陣痛が始まって(あるいは破水して)から赤ちゃんが生まれるまで、どのように出産が進んでいくのか確認しておきましょう。初産の場合、出産までの時間は半日から1日、場合によっては2ー3日かかることも!一方、経産婦さんは、前回の半分の時間でお産になるので、早めに行動していきましょう。出産の過程を知ることで冷静に対応ができます。

出産時に夫ができることは?

妻の出産時、夫が駆けつけてから、どんなことをしてもらいたいか、何ができるかを確認しておきましょう。

音楽やアロマなど陣痛の合間にリラックスできるようなアイテムを把握したり、水分補給や栄養補給はどんなものがいいかなども。細かく設定しておけば心の準備ができます。もちろん、その通りできなくても大丈夫です。

陣痛時の痛み緩和のために腰のマッサージなどを夫が任されることもあります。

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マドレボニータでは、出産に向けてパートナーとのコミュニケーションを改めて考える「マタニティケア教室」を開催しています。こちらの記事を参照ください。

出産準備を再確認しよう

「やること」メニューの「出産の準備をしよう」には、出産に関する準備がまとめてあります。準備が十分か、二人で再確認しましょう。


(監修: 医師・医学博士・産業医 /「広尾レディース」院長 宗田 聡 先生)