やることリスト

  • 出産の流れを知ろう
    出産は必ずしもマニュアルどおりに進むものではありません。 例えば分娩までの時間は人それぞれで、陣痛を感じて一旦病院に行っても出産の進み具合によっては一時帰宅・待機になる場合もあります。 しかし、おおまかな流れを知っていれば不安は減ります。 出産の兆候があらわれてから、どのように出産が進むのか把握しておきましょう。夫婦で知っておくことで、急な出来事にも対応できます。
  • 産院を決めよう
    産院選びは、産後の生活にも大きく影響します。 例えば里帰りを選択する場合、両親を頼りにできる代わりに夫婦間のコミュニケーションは薄くなりがち。 里帰りをしない場合には、慣れた環境で生活できる反面、家の中の様々なことを夫が中心となって行う必要があります。 つい産婦が動いてしまうことで、産後の心身の回復が遅れる可能性もあります。 産院を決めるときには、希望するバースプランに加えて、産後の生活についても夫婦でしっかりイメージし、話し合いましょう。
  • 家族間での連絡方法を決めよう
    どのような場合に誰が何を連絡するかを決めておくだけで、不安を少なくすることができます。 連絡先を共有し、夫婦間または家族間での連絡方法と内容を決めておきましょう。
  • 出産時の打ち合わせをしよう
    出産はいつ始まるかわかりません。 平日、休日、深夜、早朝など、シチュエーションに合わせたお互いの動きを具体的に話し合っておきましょう。 陣痛が始まってからパートナーにしてほしいサポートについても、経験者の話を聞いたり読んだりして、現実的な動きを打ち合わせておくことをお勧めします。
  • 入院中に必要なものをそろえよう
    必須は「母子手帳」「健康保険証」「診察券」「印鑑」「携帯電話/充電器」。 加えてパジャマ、着替えなどが必要になります。 病院によって事前に必要な準備が異なりますので、早めに確認して『入院用バッグ』を準備しておくと安心です。
  • 入院中の生活について話し合おう
    入院中の生活について夫婦で話し合っておきましょう。 何時ぐらいに夫や家族が来院するか、食事は一緒に取るのか、特に第二子・第三子出産の場合は上の子のケアをどうするかなども考えておく必要があります。
  • 入院時の手続きと移動手段を確認しよう
    いざという時、頼れる人が近くにいないという場合も多々あります。 病院までの移動手段と入院手続きに必要なものは、事前に確認しておきましょう。 移動には陣痛タクシーを予約しておくことをおすすめします。 事前登録した病院へ連れて行ってくれるサービスで、たいていの場合、料金は通常と変わりません。
  • 退院当日の準備をしよう
    退院当日に向けて、次のことを確認し準備しましょう。 ・退院時の着替え ・退院時に必要な手続き、特に支払い手段 ・退院時の付き添い、帰宅手段 ・退院当日の食事 退院後はなるべく早めに帰宅し、母子がしっかり休息を取れるようにしましょう。
  • 出生手続きを調べよう
    出生の際に必要となる手続きと書類を確認しておきましょう。 必ず必要になるのは出生届です。書き方、期限、提出先を調べましょう。 自治体や加入している健康保険によって必要書類や手続きが異なります。また、会社に提出しなければならない書類についても確認しておきましょう。 提出期限が出生後すぐの場合が多いです。産後まもない体で提出に行くのは避け、パートナーが提出できるように余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

  • どんなふうに育っていくのか知ろう
    生まれたばかりの赤ちゃんは泣く以外何もできません。 泣いて知らせるしかないのはわかっているけれど、毎日のお世話でぐったりしているときに泣かれると、こんな生活がいつまで続くのかと親も泣きたい気持ちになるものです。 赤ちゃんがいつごろどんな反応を見せるようになるかを事前に知っておけば、それを楽しみに頑張って待つことができます。 赤ちゃんがどんなふうに育っていくのか知っておきましょう。
  • 赤ちゃんの世話の仕方を知ろう
    おむつ替えや沐浴、赤ちゃんの世話の仕方を知りましょう。 周りに専門家がいた病院を退院し、自宅で初めて我が子を沐浴させるのはとても心細いものです。事前にできるだけ体験してみることをおすすめします。 両親学級にも参加しましょう。
  • 赤ちゃんスペースを整えよう
    お世話の仕方に応じて、赤ちゃんのスペースを整えましょう。 一般には、ねんねスペース、授乳スペース、おむつ替えスペース、沐浴スペースを整えます。 大きな模様替えは必要ありませんが、夫婦がお互いに落ち着いて赤ちゃんの世話をできるよう、よく話し合って赤ちゃんスペースを整えてください。
  • 育児用品をそろえよう
    赤ちゃんスペースや産褥期の間取りを考慮して、必要な育児用品をそろえましょう。 何をどこに置くか、どのようなタイミングで使うか、夫婦で話し合ってリストを作ってください。 里帰り出産とマイタウン出産では、必要な育児用品が異なる場合があります。具体的な産後の生活、一日のタイムテーブルを考えてリストアップしてください。
  • 赤ちゃんの名前を考えよう
    「赤ちゃんの名前は顔を見て決める」という方も多いでしょう。ただし、出産日を含めて14日以内に出生届を提出しなければなりません。 今のうちから夫婦で名前を考えて、候補をあげておきましょう。

  • 産褥期の大切さを知ろう
    出産後6-8週間を「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。 この時期に十分養生できないと、のちに様々な心身のトラブルが起こる可能性があります。 休養には、パートナーを中心とした周囲の人々のサポートが大切です。 産後の身体の状態と休養が必要な理由を知り、そのためにどうするか夫婦で話し合いましょう。
  • 話し合う習慣を持とう
    出産前から産後の生活について二人で話し合い、心構えを共有しましょう。 産後は出産でダメージを受けた体での育児で、初産の方は特に時間も心の余裕もないと思います。 出産の準備を通じて、いまのうちから二人で話し合う習慣を身に付けましょう。
  • 産褥期の間取りを考えよう
    産褥期は6-8週間ですが、そのうち最低4週間はしっかり休める環境を整えましょう。 ポイントは「お布団のまわりに必要なものをそろえておくこと」です。 食事やトイレなどの生活動線が最小限で済むような場所を選びましょう。また、音や光にも気配りが大切です。
  • 家のどこに何があるか確認しよう
    産褥期、特に産後4週間は絶対安静。 家の中のあれこれは、パートナーやサポーターが中心となってこなしていきましょう。 そのためにはまず家の中を知ることが大切。 調理器具の場所、掃除用具の場所、洗濯洗剤の場所や種類など、何がどこにあるか確認しておきましょう。 家のフロアマップを改めて作ってみるのも楽しいと思います。
  • 一日のタイムテーブルを作ろう
    産褥期に備えて基本となるタイムテーブルを作って、仕事と家事のバランスを再確認しましょう。 何時に出勤・帰宅できるか、赤ちゃんの沐浴はいつするか、炊事・洗濯・掃除をどのようなタイミングで行うか。一日をどう過ごすかを具体的にイメージしてみると、とても片手間にはできないことがわかります。 必要であれば外部のサポートを受けることも考えましょう。
  • サポートしてくれる人を募ろう
    産後の生活において、主にサポートが必要なのは炊事、洗濯、掃除、そして赤ちゃんの沐浴です。ご両親を含め、周囲にサポートをお願いできそうであれば、ぜひ助っ人を募りましょう。 実際に家事をお願いすることはなくとも、産褥期がどういう時期か理解している友人が話し相手になってくれるだけでも心強いものです。 夫婦で頼れる人をピックアップして、アプリに招待しましょう。 近くに頼れる人がいない場合は、家事代行などの外部サービスもチェックして。

  • リハビリの大切さを知ろう
    産後2-6ヶ月を「産後リハビリ期」と呼んでいます。 怪我の治療のあとにはリハビリが必要なように、産褥期の静養のあとは体を動かしリハビリを行うことが大切です。 はじめは体が辛いかもしれません。思うように動けずにへこんでしまうかもしれません。 でも、この時期のリハビリが快復へつながり、のちにはさまざまなトラブルを予防してくれます。 体を動かすことで気持ちも前向きになります。
  • リハビリ先を探そう
    体調も上向いてくる産後リハビリ期に、フィットネス教室などを利用して体力を取り戻しましょう。 体力は温存していてもつきません、フィットネスなどで負荷をかけることによって、ついていきます。 赤ちゃんはどんどん大きく育っていきます。 ずっと休養していた母体では赤ちゃんを抱っこして歩くだけでヘトヘト。赤ちゃんの成長スピードに負けない体力回復がこの時期に必要となります。 また、体力は育児を楽しむための重要な要素です。なぜなら体力がつくと、気持ちにも余裕がうまれるからです。 出産後は生活が一変しますので、可能であれば妊娠中に調べておくことをおすすめします。
  • 一時保育先を探そう
    一時保育先を探して赤ちゃんを預けることを考えましょう。 もしものときに、赤ちゃんを預けられる先を確保しておくことは産後の生活では重要です。 赤ちゃんを預けて自分だけの時間を持つのは、二人の関係性の上でも大切です。
  • 保育園を見学しよう
    地域にどんな保育園があるのか、見学に行けるのはいつなのか、どんな視点で確認すればいいのかなど、早めに夫婦で調査を開始しましょう。 調べていくことで、自分たち夫婦にとってどんな視点が重要なのか、優先順位の高い条件は何かが明確になっていきます。 出産後は生活が一変しますので、可能であれば出産前に見学することをおすすめします。 ご自身の住む自治体の入園申請のしくみがどうなっているかを調べておくのもよいでしょう。
  • 地域の活動や行政サービスを調べよう
    リハビリ期に入ったら、地域に住む他の親子や子育て支援をしている人たちに出会える場に出向いてみましょう。 そのために、産前から地域の情報を集めておくことをおすすめします。 自治体や民間団体が開催する母親向けの催しをチェックしてみてください。自治体・民間団体によって様々な支援制度やプログラムが用意されています。

  • 出生届をだそう
    出生の際に必要となる手続きと書類を、期限内に提出しましょう。 パートナーの方は忘れずに手続きしてください。 必ず必要になるのは出生届です。 自治体や加入している健康保険によって必要書類や手続きが異なります。また、会社に提出しなければならない書類についても内容を再確認しましょう。
  • 産褥期はしっかり休もう
    出産後6-8週間を「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。 この時期に十分養生できないと、のちに様々な心身のトラブルが起こる可能性があります。 退院後、産褥期の間はしっかり休養してください。 パートナーやサポーターの方はケアを心がけましょう。
  • 外出しよう
    1ヶ月検診でOKが出たら、赤ちゃんと一緒に外出してみましょう。 まずは近所からスタート。 外の空気に触れることは、赤ちゃんの発達にも良い刺激に。産後の気分転換にもなります。
  • 産後の体をメンテナンスしよう
    怪我の治療のあとにはリハビリが必要なように、産褥期の静養のあとは体を動かすことが大切です。 はじめは体が辛いかもしれません。思うように動けずにへこんでしまうかもしれません。 でも、この時期のリハビリが快復へつながり、のちにはさまざまなトラブルを予防してくれます。 体を動かすことで気持ちも前向きになります。 マドレボニータの教室では、バランスボールを使ったエクササイズに取り組めます。
  • 地域の仲間を作ろう
    子どもが生まれると、家族と地域の接点は自然と増えます。 せっかくの接点、うまく活用して地域で仲間を作りましょう。 同じ状況にある大人同士として仲間ができると、気持ちに余裕ができ、子育ても楽しくなります。
  • 社会復帰について話をしよう
    育休中の方は復職、そうでない人も地域活動などで再び社会とつながることを改めて考えましょう。 お互いの考えを伝え合い、そのためにはどのように協力して生活していくか具体的に夫婦で話をしましょう。
  • 復職の準備をしよう
    保育園の申請、病児保育の手配など、復職のために具体的な準備を進めましょう。 復職の前に上司の方と今後について相談しておくのがおすすめです。